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Artist stories 〜大野幸子(後編)〜

Q12:今後挑戦してみたい事はありますか?

 作品は、できれば多くの人の目に触れてもらいたいので、公共スペースやホテルのロビーなどに設置してもらえると嬉しいです。
また、作品単体よりも企画力を上げてゆき、入場料でお金をいただけるような展示にも挑戦したいです。
最終的には、絵と音楽と言葉とダンスなどが融合した舞台芸術に取り組むことも目指しています。

「アートはわからなくてもいい、多様性が許されている」

Q13:日本でも、もっと絵のある生活が定着していくために必要なことはなんだと思われますか?

私は、アートを愛する潜在的な力は、日本はすごく強いのではないかと思っています。よく、美術館などに行く日本人は世界でも有数と言われています。だから、土壌として「アートを鑑賞する」というものはある。だけど、それを家でも味わう・所有するということとの隔たりが大きいと感じています。単純に、「その機会がないだけ」なのではないかと思っています。逆に言うと、一旦触れてしまえば、すぐにその土壌が開花していくのではないか、というのが私の考えです。
 
実際、私の絵を購入くださっている方の9割が絵を初めて購入したとおっしゃる方です。しかも、それまでアート自体に興味がなく、まして購入することなんて考えたことのない方ばかり。私がいきなりアーティストになったことで、関心を持ってくださった方も多くいらっしゃいました。最初は興味本位だったみなさんでしたが、アートに触れる中で「私は実はアートが好きだったかもしれない」「ゆっこさんの絵をきっかけに、絵を見始めました」という意見をいただくようになりました。そして、アートのアの字もなかった方が、実際に1枚、2枚と購入もしてくださっています。
 
だから、「アートは分からないから、触れない」というのが、少しずつ変わって行けばいいと思っています。「アートは分からない、でも触れてみたい」になっていくといいな、と。
そのためには、「分からなくっても良い。むしろその多様さが許されているのが醍醐味。」という大きな価値変換を起こすことが一つ。(で、私はそれを起こしていきたい)
 だけどこれはすぐに起こることではないので、そもそも触れること自体が増えていけばいいと思っています。ENOALさんのようなアートのレンタルサービスもそうですし、アートのフェアなども、参加しやすいものにしていく。
 
私自身の活動としては、「おうちアート訪問」というコンテンツで、絵を買ってくださった方のおうちにお邪魔する動画をつくろうとおもっています。その動画の中で、初めて絵を買った機会は?どうしてこの絵を買おうと思ったのか?実際にどんな風に飾っているのか?などをお聞きしていくつもりです。結構みなさん難しいことを考えずに直感で購入したり、飾る場所も自由。そういった等身大なアートとの付き合い方をお見せする中で、少しでもアートに触れることの敷居を下げていきたいと思っています。
こういったことに一つ一つ取り組んで行く中で、ぜひぜひ正解のない見方を許してくれるアートがもたらす恩恵を、みなさんに感じて欲しいと思います。

 

アートで「世界に愛を渡す」

Q14 : アートを通じて実現したいことはなんですか?

すごく照れくさい言い方をすると、「世界に愛を渡す」です。アートは、良い意味でストレートに語りかけてくるものではないと思います。言葉で何か言われるよりもずっと自由な余白がアートにはあるその余白に願いを込めて送りだすことが私がアートをやる意味です。
絵を観た人の中に深い癒しや目覚めがもたらされること。その先に感性の開花が訪れること。結果的に人々が精神的に豊かになること。自分の活動が、そんなところに繋ればと願っています。

Q15 :  アートを観てくださる方に一言お願いします。

できる限り絵を持つことや見ることが双方向なやり取りになればと思っています。
生きている作家と関わるのであれば、私なら作品のことやその方のことをいろいろ知りたいです。同様に、作家としても関わってくださる方のことを知りたいと思っています。
個展などで実際にお会いすることはもちろん、SNS上でもぜひいろいろとお話したいですし、今後は購入してくださった方の元へお邪魔する動画企画なども考え中です。
ぜひぜひいろいろな関わりをさせていただく中で、アートの新しい可能性を一緒に開いていきたいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

一つ一つの質問に対して真摯に、そして想いをストレートにお答え頂いた。直感に訴えかける画力はもちろん、言葉の仕事をしていた彼女の一点一点の説明を読むと、より深く理解し没頭することができる。
アートコレクターはもちろん、アート未経験の方にもしっかりと寄り添ってくれる伴奏者のようなアーティストだ。
是非、大野さんの作品をたくさんの人に楽しんで頂き、その絵から放たれるエネルギーを感じてみて欲しい。(Enoal一同)

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大野 幸子プロフィール

東京都在住のアーティスト、主に抽象絵画を制作。1987年生まれ、福岡県宗像市出身 慶應義塾大学文学部 社会学専攻 卒業 大学卒業後、マーケティングベンチャーにて法人営業を担当。2014年パートナーと共に合同会社ナンバーツー設立。コーチングや企業研修のマネジメントを行う。2017年より、経営者と1対1で対話し、経営理念や社名、商品名をコピーライティングするココロイキを始動。2020年より、画家としての活動を本格始動。「直感・即興・無意識」をテーマに、その時々のインスピレーションを画面に起こす即興的なプロセスで制作を行う。そのプロセスを経ることで、観る人の中に何か開放的なエネルギーや、一歩を踏み出す力を宿すことが願い。生きる中で常に果たしたいのは「美しいものに触れ、見続ける」こと。自らの手で、最上に美しいものを生み出すことを目標に活動を続けている。

 

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